トップインタビュー

医療法人豊隆会 ちくさ病院
愛知県 名古屋市千種区(最寄:地下鉄東山線・桜通線 「今池駅」)
2024.10.30 更新 <RENEW>
  • 高額給与
  • 救急なし
【定期/ID:2031136】日勤(終日)/一般内科、老年内科
名古屋市/訪問診療/1回105,000円
勤務に付き最大10,000pt!(勤務開始~)

トップインタビュー

医療法人豊隆会 加藤理事長

  • 加藤豊理事長
  • 【氏名】

    加藤 豊

    【役職】

    理事長

    医療法人豊隆会は、名古屋市千種区にあるちくさ病院を中心とした医療法人です。
    今回は、医療法人豊隆会の加藤理事長にお話を伺いました。

    加藤理事長のご経歴

    昭和62年 名古屋大学医学部卒業
    昭和63年 研修医を経て小牧市民病院 内科勤務
    平成6年  愛知医科大学 微生物免疫学助手
    平成10年 愛知医科大学 微生物免疫学講師
    平成13年 医療法人生寿会かわな病院 内科勤務
    平成15年 医療法人生寿会五条川リハビリテーション病院 院長
    平成18年 喜浜会(豊隆会の前身) 理事長
    平成20年 医療法人豊隆会 理事長 

    平成18年に喜浜会の経営交代をしてから、病院の性格付けを明確にし、
    独自色を打ち出して来ています。
    ちくさ病院の前身である原病院は一般病床と介護療養病床を持つ
    いわゆるケアミックス病院であったが、ちくさ病院になってからは、
    すべて一般病棟とし、10:1看護体制も確立しました。
    また、同グループ内のちくさセントラルクリニックを拠点とした
    訪問診療の体制も整え、訪問診療と病院による二つの軸で
    地域の高齢者に安心を提供できるグループとなっています。

    明確に「地域の高齢者のための病院」という色を作り上げた経緯や、
    医療法人豊隆会の理念、求めている医師像について詳しくお話を聞いています。

医療法人豊隆会の沿革

  • ちくさ病院の外観
  • 医療法人豊隆会は名古屋市千種区で70年以上の業歴を持つ
    地域密着型の医療法人です。
    以前は医療法人喜浜会原病院として個人病院として運営をされていましたが
    平成18年に経営交代して現在に至っています。
    法人の中核はちくさ病院で53床の地域包括ケア病院ですが
    周辺事業として10数件の介護事業所を営んでおり
    法人全体では480名の職員がいます。

    豊隆会がもっとも力を入れているのは在宅医療です。
    現在、法人全体で1600人の在宅患者さんがおり、
    年間150人の患者さんを居宅でお看取りしています。

    ちくさ病院は在宅患者さんが急変した際のバックアップ病院として機能しており、
    入院患者さんの約半数は在宅からの救急患者さんです。

    ICT(Information and Communication Technology)を利用した
    地域包括ケアシステムが作動しており、24時間365日世界中どこにいても
    在宅患者さんの情報にアクセスすることができます。
    このシステムの確立によって豊隆会の在宅医療は分業制がすすみ、
    在宅医療にかかわる医師のストレスが大きく軽減しました。

豊隆会が注力している活動

  • リハビリ室の様子
  • 現在、豊隆会が特に注力している活動は高齢者の摂食嚥下機能の維持です。
    在宅患者さんの1/3は認知症などによる摂食嚥下障害で亡くなります。
    医療財政、介護財政の逼迫に伴って、このような高齢者に安易に胃ろうを作ることが
    批判されるようになってきました。
    しかし、「胃ろうをつくるな」という批判や掛け声だけで
    食事が食べられなくなってしまった人たちを
    どのように扱ったら良いのかという点については代案が示されていません。

    豊隆会では「最期まで口から食事を食べる、食べさせる。」を合言葉に
    摂食嚥下訓練を始め認知症の予防、治療や栄養療法、地域の啓蒙活動などに
    力を入れています。

    ちくさ病院では53床の病院としては異例の4名の常勤言語聴覚士がいます。
    また、系列の介護施設には4名の常勤言語聴覚士が訪問リハビリを行っています。
    周辺の病院からは嚥下リハビリを目的とした患者が多数紹介されて来ています。

豊隆会の今後のビジョン

  • コミュニケーションの取りやすい医局
  • 国の財政難に伴って今後日本の医療介護業界には
    診療報酬、介護報酬抑制の波が押し寄せると考えられます。
    その結果として地域の医療体制、介護体制は大きなダメージをうけ、
    経営困難に陥る事業者が多く発生すると予想されます。
    その波を乗り切るためには地域に必要とされる医療機関であるか、
    介護施設であるかが重要となってきます。
    また、長期的に安定した法人運営をおこなっていくためには
    健全な財務体質や法人規模も問われてくると考えています。

    医療法人豊隆会は常に地域社会のニーズを捉え
    必要とされる医療介護サービスを提供するとともに、
    医師会との連携による在宅介護連携拠点事業への参画や
    外国人ヘルパーの確保、メディアの活用による啓蒙活動などの試みに
    取り組んでいきます。

コンサルタントメッセージ

  • ちくさ病院の立地する地域は、周辺に大規模病院が多数あります。
    ちくさ病院はそういう地域において

    「ちくさ病院だからこそできる医療」

    を確立している病院であるということを、加藤理事長の話を伺い感じました。

    その「ちくさ病院だからこそできる医療」が、「高齢者を幸せにする医療」です。

    加藤理事長は、地域のニーズを大切にし、リハビリ・在宅医療という二つの軸を確立し、
    ちくさ病院を地域医療にとって欠かせない存在として育て上げています。
    高齢化が進む日本において、ちくさ病院の行っている医療へのニーズはさらに高まっていくはずです。

    また、ちくさ病院は医師への待遇も非常に良いです。
    特に給与面において、高い水準となっています。
    地域のニーズがある分野で成長しているからこそ、勤務する先生への高待遇も実現できているのだと、
    私自身も納得してしまいました。


    ちくさ病院での勤務は、患者さんから喜ばれるというやりがいと、
    経済面での充実の2つを両立できる求人となっています。

    是非、興味を持たれた先生はお問い合わせください。

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ご質問・要望はこちらに記載してください。
Dr.アルなび事務局が承りますので、
お気軽にお問い合わせください。

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