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医療法人社団プラタナス イーク丸の内
東京都 千代田区(最寄:JR線・東京メトロ丸ノ内線「東京駅」、JR線・東京メトロ有楽町線 「有楽町駅」、千代田線「二重橋駅」、日比谷線「日比谷駅」)
勤務間近給与UP女性医師活躍中
2024.11.22 更新 <NEW>
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事務長インタビュー

大石総事務長インタビュー

  • 【氏名】

    大石 佳能子

    【役職】

    総事務長

    【総事務長 経歴】
    大阪大学法学部卒、ハーバードビジネススクールMBA日本生命、アメリカ留学を経て、1988年マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。1年半でマネジャー、5年目にはパートナーへ昇格、 2000年に退職。

    2000年12月、医療法人社団プラタナスの前身となる用賀アーバンクリニックを立ち上げ、現在、5つのクリニックと 2つの在宅医療部を持つ(医)プラタナス総事務長。厚生労働省「これからの医療経営の 在り方に関する検討会」「社会保険審議会福祉部会」の委員の他、経済産業省、内閣官房の委員を歴任。

    株式会社メディヴァ(医療機関の経営コンサルティング や新規開業支援、経営サポートなど)代表取締役社長。アステラス製薬株式会社、株式会社エムアウト、株式会社ケアレビュー非常勤取締役。「Japan Venture Awards2010中小企業庁長官表彰」「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2007」など各賞受賞。著書に「消費者最優先企業の時代(共著)」など他多数。

    【法人概要】
    設立:2004年 種別:一般医療法人(広域) 資本金:3400万円 職員数:約150名
    東京都・神奈川県に5つの分院と2つの在宅診療を展開

■「患者も医師も幸せに。さらに経営も成り立つ」仕組みを作りたい

  • (医)プラタナスは、理事長である野間口医師、桜新町アーバンクリニック院長の遠矢医師とその他数名の方達と共同で設立しました。法人を立ち上げた背景には関係者の様々な思いがあります。

    「急性期医療をきちんとしても、後方支援がしっかりしなくては、医療が完結しないのではないか」「患者の生を最後まで在宅で全うさせたい」「そのためには、プライマリ・ケアが重要ではないか」「患者情報をすぐ、どこでも見ることができる仕組みが必要なのではないか」

    私個人も出産で患者の立場に置かれた際に「もう少し患者さんの視点に立った医療が出来ないか?」と医療サービスの現状に様々な違和感を抱いていました。そういった思いを抱いている人たちが偶然集まり、対話していく中で「患者も医師も幸せに。さらに経営も成り立つ」そういった仕組みがでないか?と考えるようになりました。さらには私達の考えに亀田総合病院の亀田先生方が賛同してくださり、強力なバックアップを得た事もあり(医)プラタナスの前身である用賀アーバンクリニックを立ち上げたのがスタートです。

    私達は、その時々で患者さんの必要なものを考え、医療者がしたいことを実現できる仕組みを作り、経営も安定させるといった事を10年間継続して実施しています。結果として、「患者さんにとってありがたく同時に医師も働きやすい環境である」→「いい評判が口コミで広がり」→「集患が見込め経営も安定する」といったサイクルが実現できています。

■「赤ひげ先生」を仕組みで支える

  • 私達が目指すのは開設当時は言葉も浸透していなかった「ファミリードクター」です。しかし、ファミリードクターを育成するのには3年~10年かかります。けれど、患者さんは今、治療を必要としている。そこで、以下のような仕組みの集合体で、ファミリードクターの実践を図っています。

    外来では外科系・内科系の各分野の医師達が自分の専門科を持ち寄り、グループ診療でお互いをサポートしあって、電子カルテで情報を共有する。そうすることにより、患者さんにとってはあたかも一人の医師が対応するかのような、総合的な診療をグループ診療で提供するという仕組み。ベテラン医師と若手医師をペアにすることで、双方の負担を軽減できるとともに、OJTとして教育も兼ねることができます。

    用賀アーバンクリニックの利用者は、子供を保育園に預けている若い世帯が多いため、夕方遅くまでの診療が必要だと感じ、開院時間を20時までにし、昼休み無しの診療を実施しました(現在は19時)。このようなサービスを実施するには「各医師の過重労働」となってしまいがちですが、週40時間勤務の医師を組み合わせるグループ診療を導入することで、大きな負荷をかけることなく、成し得ています。これを私たちは「仕組みで支える赤ひげ先生」と呼んでいます。

    在宅診療については、24時間365日の体制で訪問診療を行っています。オンコールに対して、1stコールは主治医が対応しますが、休暇中などで電話にでられないときは、2nd、3rdのコール担当医が受ける体制が整っており、在宅医療において負担になりがちな「オンコール」を、複数の医師同士が協力することで補っています。また、臨時往診については別動部隊も組織しています。電子カルテとiPhoneを活用した情報共有、近隣病院との連携など様々な仕組みを整備することにより「非常勤医師でも主治医としての対応が可能な」「続けられる」体制作りを実践しています。また、在宅医学会の専門医研修施設になっているので、在宅医療をより深めたい医師にも指導ができます。

    当法人では、診療と経営マネジメントを分離しています。診療内容は医師にお任せしており、点数のために「あれをやって、これをやって」ということはありません。経営マネジメントでは、医療経営に精通した事務員を事務長・副事務長として配置しています。院長、事務長を中心に各職場単位でコ・メディカルを含めたカンファレンスを実施し、円滑なコミュニケーションと意思決定を行っています。

■すべての医師へ。「家族」と「仕事」の両立を

  • 総事務長の大石と理事長の野間口医師
  • 私自身、経営コンサルティング会社でハードな勤務を経験し、出産を機に家族と仕事の両立を断念しかけた経験があります。しかし、当法人内外の支援のおかげで、現在まで「家庭」と「仕事」の両方を全うする事ができています。

    自己犠牲により成りたつ仕組みではなく、みんなが満足できる仕組みを。また、その中でさらに研鑚を積めるように。当法人の仕組みに参加頂き、さらにはその仕組みを充実したものにしていきたいと考えています。

    「勉強したい医師」「家庭生活と両立させたい医師」「開業をお考えの医師」「地域医療に貢献したい医師」など、当法人の仕組み作りに参画頂ける医師の応募をお待ちしております。

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