- (医)プラタナスは、理事長である野間口医師、桜新町アーバンクリニック院長の遠矢医師とその他数名の方達と共同で設立しました。法人を立ち上げた背景には関係者の様々な思いがあります。
「急性期医療をきちんとしても、後方支援がしっかりしなくては、医療が完結しないのではないか」「患者の生を最後まで在宅で全うさせたい」「そのためには、プライマリ・ケアが重要ではないか」「患者情報をすぐ、どこでも見ることができる仕組みが必要なのではないか」
私個人も出産で患者の立場に置かれた際に「もう少し患者さんの視点に立った医療が出来ないか?」と医療サービスの現状に様々な違和感を抱いていました。そういった思いを抱いている人たちが偶然集まり、対話していく中で「患者も医師も幸せに。さらに経営も成り立つ」そういった仕組みがでないか?と考えるようになりました。さらには私達の考えに亀田総合病院の亀田先生方が賛同してくださり、強力なバックアップを得た事もあり(医)プラタナスの前身である用賀アーバンクリニックを立ち上げたのがスタートです。
私達は、その時々で患者さんの必要なものを考え、医療者がしたいことを実現できる仕組みを作り、経営も安定させるといった事を10年間継続して実施しています。結果として、「患者さんにとってありがたく同時に医師も働きやすい環境である」→「いい評判が口コミで広がり」→「集患が見込め経営も安定する」といったサイクルが実現できています。