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【3分でわかる】宿日直許可の要点とメリット、求人探しのコツ

【3分でわかる】宿日直許可の要点とメリット、求人探しのコツ

宿日直許可とは、労働基準監督署が医療機関に出す宿日直に関する許可のことです。

医師の働き方改革以降、この宿日直許可を取得したアルバイトの勤務を希望する医師が多くなっています。

本記事では、宿日直許可の許可基準や概要、医師の働き方にとってのメリット、求人の探し方のポイントをわかりやすくご紹介します。

<本記事のまとめ>

・宿日直許可とは、労働基準監督署が医療機関に出す宿日直に関する許可のこと。

・宿日直許可を取得すると、労働基準法上の労働時間規制が適用除外になる。

・宿日直許可のあるアルバイトは労働時間としてカウントされないことから、「医師の働き方改革」における時間外労働の上限規制に触れずに勤務できる。

宿日直許可とは?

労働基準監督署が医療機関に出す、宿日直に関する許可のこと

夜間や休日に医療従事者が何らかの業務のために医療機関に滞在することを、宿日直といいます。

この宿日直に関して、労働基準監督署長から医療機関に出されるのが宿日直許可です。

宿日直許可を得るためには、「常態としてほとんど労働をする必要のない勤務であること」等の許可基準が定められています。

参照:厚生労働省「断続的な宿日直の許可基準について

宿日直許可がある場合は、労働時間の規制が適用「除外」になる

宿日直許可を取得した範囲については、労働基準法上の労働時間規制が適用されないというルールがあることが大きな特徴で、以下のような効力があります。

・時間外労働の上限規制との関係で、労働時間とカウントされない

・勤務と勤務の間の休息時間(勤務間インターバル)との関係で、宿日直許可を受けた宿日直(9時間以上連続したもの)については休息時間として取り扱える

参照:厚生労働省「医療機関の宿日直許可申請に関するFAQ

「宿日直許可のある求人」のメリットとバイト探しのポイント

「宿日直許可のある求人」のメリットとバイト探しのポイント

メリットは、上限規制に触れずアルバイトできること

宿日直許可のある案件の最大のメリットは、上述のように労働時間とみなされないという特徴から、時間外労働の上限規制に触れずにアルバイトが可能な点です。

2024年4月から医師にも適用が始まった時間外労働の上限規制において、原則すべての勤務医の時間外労働は月100時間未満・年間960時間以下と定められています。

宿日直許可のあるアルバイトは労働時間としてカウントされないため、この規制を考慮して勤務時間を調整する必要はありません。

宿日直許可の取得状況は公開されていないケースが大半

ただし宿日直許可の取得状況は、一般的な求人票などでは公開されていないケースが大半です。

また、宿日直許可の取得状況を病院機能から予測することも難しいでしょう。

宿日直許可は、いわゆる寝当直案件の募集が多い療養病院だけが取得しているわけではありません。急性期病院やケアミックス病院が一部の診療科や時間帯等の限定的な条件で宿日直許可を得ているケースも多くあるのが実情です。

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Dr.アルなび編集部

ライター

Dr.アルなび編集部

医師のアルバイト探し応援コンテンツを提供する「Dr.アルなび」編集部です。医師アルバイトの求職支援サービスを提供する株式会社エムステージが運営しています。

アルバイト情報をお探しの医師の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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