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なぜバイトする?専攻医(後期研修医)が非常勤で働くメリットと、失敗回避のために知っておきたいデメリット

なぜバイトする?専攻医(後期研修医)が非常勤で働くメリットと、失敗回避のために知っておきたいデメリット

医師は初期研修を修了し専攻医(旧来の後期研修医)になると、常勤先以外の医療機関での外勤(アルバイト)ができるようになります。

アルバイトをすることで得られるメリットにはさまざまなものがありますが、「専攻医になったばかりで忙しい」「まだ診療経験が少ないため自信がない」といった理由から、アルバイトをするか迷っている方もいるかもしれません。

本記事では、専攻医がアルバイトをすることによって得られるメリットとデメリットを、それぞれ詳しく解説します。

また、専攻医にオススメのアルバイトや求人の探し方も合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

専攻医(後期研修医)がアルバイトをするメリットは?

まず、専攻医がアルバイトをする主なメリットを3つご紹介します。

メリット①収入が増える

医師がアルバイトをする理由には、さまざまなものがあります。

中でも多いのが、アルバイト先からの副収入を得ることで年収を上げられるからという理由です。

「Dr.アルなび」が医師に実施したアンケートにおいても、常勤先のある医師がアルバイトをする目的として「副収入を得て、年収を上げたい」が最多となっています。

(常勤先のある医師へ)
Q:非常勤勤務をする目的として、特に当てはまるものを3つまで教えてください。

(常勤先のある医師へ)
Q:非常勤勤務をする目的として、特に当てはまるものを3つまで教えてください。

医師アルバイトの給与は、常勤先よりも割高なケースが多い

医師アルバイトにおける給与相場は、日勤の場合で時給10,000円程度と高額です。

常勤先からの報酬よりも割高な給与設定となっているケースが多いため、効率的に収入を上げることができます。

また、アルバイト求人の大半は臨床経験年数に関わらず同じ給与が提示されており、専攻医であってもベテラン医師と同じ額の給与を得られる点も大きな特徴といえます。

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医師がアルバイト先から得ている収入はどのくらい?

なお、前述のアンケートでアルバイト先からの収入額を尋ねた結果は、以下の通りです。

バイト先からの収入

ボリュームゾーンは全体の約3割を占める「100万円以上300万円以下」ですが、「1,000万円以上」の副収入を得ている医師も1割以上いることがわかります。

このようにアルバイト先からの収入は、医師の年収アップにも大きく寄与します。

メリット②空き時間を有効に活用できる

常勤先の勤務がないスキマ時間や、週末などの空き時間を収入に変えられるのが医師のアルバイトです。

医師のアルバイトには、限定的な日程や時間で働く単発アルバイトであるスポット非常勤と、週や曜日・時間を固定して働く定期非常勤という2つの働き方があります。

まだアルバイトに慣れないうちは、生活リズムを崩さないためにも当直を避けて日勤の求人を選んだり、単発で勤務時間が短いスポットアルバイトを選択したりするのも良いでしょう。

自身の体力やスケジュールを十分考慮して、無理のない範囲で検討することが大切です。

メリット③医師としての知識や経験が増える

アルバイト先で新たな知識を習得できたり、医師としての経験を増やせたりすることも、専攻医がアルバイトをするメリットの一つです。

アルバイトで勤務する施設が常勤先とは異なる規模や役割である場合は、普段の勤務先とは違う医療現場を知る良い機会になります。

また、他の医師の診察や処方の仕方・手技などを吸収して実践的な知識を身に付けたり、普段担当している領域や業務内容とは異なる仕事に挑戦したりなど、アルバイトは常勤先ではできない経験を積める貴重なチャンスといえるでしょう。

しかしアルバイト選びを失敗してしまうと、勤務が決まった後に大変な思いをしたり、大きなストレスを感じたりしてしまう恐れがあります。

以下の記事では、専攻医の先生方のアルバイト探しを数多くサポートしてきたコンサルタントにオススメのアルバイトを聞きました。

専攻医が始めやすい求人を厳選してご紹介していますので、合わせてご確認ください。

専攻医(後期研修医)がアルバイトをするデメリットと対策は?

続いて、専攻医がアルバイトをすることで考えられるデメリットと対策をご紹介します。

アルバイト探しの失敗を未然に防ぐために、事前にチェックしておきましょう。

デメリット①体力が消耗する

多忙な常勤先での勤務に加えてアルバイトをすることで、当然体力は消耗してしまいます。

また、スケジュールに間に合うように注意を払いながら行う常勤先とアルバイト先の間の移動も、思いのほか負担となってしまうケースがあります。

本業である常勤先での勤務や自身の体調に支障をきたさずにアルバイトをするためには、上手なアルバイト探しが肝要です。

具体的には、常勤先や自宅からアクセスしやすいアルバイト先を選んだり、もし当直アルバイトを検討する場合には、夜間に呼び出される回数が少ない慢性期の病院の求人を選んだりといった方法もあります。

自分に向いているアルバイトがわからない場合には、専攻医のアルバイト探しのサポート経験が豊富なコンサルタントにも意見を聞いてみると良いでしょう。

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デメリット②プライベートの時間が減る

医師のアルバイトは、常勤先の勤務がない時間や休日を削って行うことになります。

家族や友人などと過ごす時間や、自分が好きなことに費やす時間等も確保しながらアルバイトをしたい場合には、プライベートとアルバイトのバランスを考慮した上で求人を検討すると良いでしょう。

デメリット③確定申告をする必要がある

非常勤勤務による収入や講演料・執筆料などが年間で20万円以上になる等の条件に当てはまる場合には、勤務医も確定申告を行わなければなりません。

月に約1.7万円以上の副収入がある医師、つまり常勤先以外の医療機関でアルバイトをする医師のほとんどは確定申告が必要ということになります。

アルバイト先から発行される源泉徴収票を入手して、期日までに手続きを行いましょう。

「Dr.アルなび」では、先生お一人おひとり専任のコンサルタントが、専攻医のアルバイトに適したさまざまな求人をご紹介します。

初めてのアルバイトをご検討中の先生は、「Dr.アルなび」のコンサルタントまでご希望をお聞かせください。

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◆調査概要「アルバイト(非常勤勤務)のご経験・エピソードに関するアンケート」
調査日:2023年2月7日~2月14日
対象:Dr.転職なび・Dr.アルなびに登録する会員医師
調査方法:webアンケート
有効回答数:398

Dr.アルなび編集部

ライター

Dr.アルなび編集部

医師のアルバイト探し応援コンテンツを提供する「Dr.アルなび」編集部です。医師アルバイトの求職支援サービスを提供する株式会社エムステージが運営しています。

アルバイト情報をお探しの医師の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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