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神戸医療生活協同組合 神戸協同病院
兵庫県 神戸市長田区(最寄:JR神戸線・神戸市営地下鉄線 「新長田駅」ほか)
2024.12.10 更新
【健診/ID:2053661】日勤(午前のみ)/健診・ドック
院内健診の勤務/神戸市長田区
勤務に付き最大400pt!(勤務後)

院長インタビュー

◆◆◆神戸協同病院◆◆◆ 院長が語る当院の魅力

  • 院長/上田 耕蔵 氏
  • 【氏名】

    上田 耕蔵

    【役職】

    院長

    【資格等】
    日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医、社会福祉法人 駒どり 理事長

    【略歴】
    1975年 神戸大学医学部卒業、同年「神戸医療生活協同組合 神戸協同病院」へ入職
    1979年 「神戸医療生活協同組合 番町診療所」所長就任
    1991年 「神戸医療生活協同組合 神戸協同病院」副院長就任
    1993年 「神戸医療生活協同組合 神戸協同病院」院長就任

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    神戸市内でも下町的な雰囲気が流れる長田区に立地する当院。
    開設から約70年、「下町の地域病院」のスタイルを貫いてきました。
    進行する超高齢化社会のニーズに応えるべく、予防から緩和ケアまで、幅広い医療を提供しています。

    中で働いている医師達は、皆「柔軟でざっくばらん」です。チームで作り上げた雰囲気・カルチャーは、全体的な人間関係の良さ、働きやすさに繫がっており、当院の強みの一つと考えております。

「一日完結型外来」を実践する地域密着型のケアミックス病院

  • 多チャンネルコイルの使用により、高分解能・高速撮像が可能なMRI
  • 当院は、1948年開院時から一貫して「いつでも誰でも安心してかかれる医療」を掲げ、半世紀以上にわたって、地域の皆さんから頼りにされる病院でありたいと診療を続けてきました。
    内科、外科、整形外科、透析等を中心とした医療を行い、病理の専門医も在籍しています。MRIやCTなど必要な検査機器をそろえ、できるだけ当日中に検査結果を出せる体制で、「一日完結型外来」を実践しています。
    急性期医療においては、心筋梗塞や脳外科疾患等の手術が必要な患者さんを、迅速かつ適切に専門(総合)病院へ繋ぐ窓口としての役割も担っています。
    また、阪神・淡路大震災の経験から厚生労働省が進めるBCP(事業継続計画)の考えに基づいた防災マニュアルの作成や、災害に強い病院づくり等にも取り組んでいます。

当院が大切にしているもの、そして院長が求める医師像

  • 和気あいあいとした緩和ケア談話室
  • 当院が一番大切にしていることは「ケアミックスの病院であること」です。地域の急性期医療に加えて、予防・回復期・在宅等、幅広い医療を提供し、2015年には緩和ケア病棟も新たに開設しました。
    現在、患者さんの中心は後期高齢者で、90歳以上の方も珍しくなくなっています。それに伴い、疾患だけではなく介護や認知症などの問題を抱えている方、複数の疾患をお持ちの患者さんも増加しています。さらに、超高齢者といわれる患者さんに対して、どこまでの治療を行うのか、と言う問題も考えていかねばなりません。患者さんやご家族のニーズを汲み、一人ひとりに対してどういう治療を行うのか、ということが重要になってきています。急性期医療だけではこういった地域のニーズに応えられません。
    当院に求められているのは、「総合診療的な医療」であると考えています。そのためにも、自分の専門だけを見るのではなく、他科の医師や看護師、リハビリスタッフ、ケースワーカー等々のスタッフと相談・協力しながら、チームとして、幅広く診療をして頂ける医師の採用を目指しています。

総合診療の研鑽を積める病院、そして、母と医師の両立ができる病院です

  • 子育て中の女性職員にも働きやすい風土です
  • 「“町医者”に憧れて、医師の道を志した」という循環器内科の女性医師は、現在、緩和ケア病棟の担当もしています。出産・育児の時期と、夫の仕事都合による転居が重なり、当院へ入職。転職活動にあたり譲れなかったのは、院内保育所の充実度だといいます。当院の保育所は1階にあり、急な依頼にも対応をしており、非常に手厚く保育をしています。また制度としての育児支援だけではなく、医局の雰囲気自体が良いので、周囲の理解があることも大きいと思いますね。時間外の対応が難しい時には、周りの医師たちがカバーしています。また、女性医師だけではなく、育児中の男性医師のニーズも柔軟に受け入れており、子育て中の医師は家庭の状況により、都度休みを取得されています。

    診療面では、「下町の地域病院」という性格から、多様な症例を経験でき、研鑽が積める環境です。例えば、外来では、全く症状が出ていないのに脳出血、主訴が便秘なのに白血病…といった驚くような症例も少なくありません。見落としがないように真剣に患者さんに向き合い、専門性の高い一般病棟の医師達にも相談しながら診療にあたっています。「どんな症例にも動じない診療ができるようになりたい」「内科的にももっと幅広く診れるようになりたい」という医師にとっては、充分な学びの環境があります。

共に学び、共に働く・・・チーム医療の原点が当院にはあります

  • 「いつでも誰でも安心してかかれる医療」を掲げています
  • 当院では胸部写真の読影についても学ぶことができます。入院する患者さんの中には、ご本人が気がつかないまま結核を患った方もいらっしゃり、また、癌の見落としを防ぐ意味でも、すべての入院患者さんの胸部写真の読影を行っています。
    その他にもプライマリケアの後期研修コースの設置や、希望する医師に対しては、学会発表の応援など、自己研鑽の場は整えるように心掛けています。開業を視野に入れて、総合診療と在宅医療を学びたいという医師にとっても得るものは大きい環境と言えます。
    病気には一つとして同じものはありません。それに加えて合併症や認知症…私自身、また本当に満足できるレベルには達しておらず、もっともっと総合診療の腕を磨きたいと思っています。
    働きやすさが魅力の当院ですが、入職する医師には、共に学び、共に働くというチーム医療の原点に立ち、総合診療に向き合って頂きたいと考えています。

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